コナン映画レビュー11作目〜20作目 (若干ネタバレと批判あり)

前回のコナン映画レビューの続きです。今回も若干のネタバレと批判ありです。嫌な人はブラバしてください。

 

需要あるかは知りません。

前回のレビュー↓

https://koehne-poke.hatenablog.com/entry/2022/02/12/012551

 

前回から引き続き、

面白い作品から

S > A > B > C > D > G (gomi)

で評価しています。

 

 今回はそこまでオススメできる映画はありません。強いて言うのであれば『紺碧の棺』が好きかもしれませんが、他はネタ枠です。

 批判を見たくない方や好きな作品がある方はブラバ推奨。

 興味あるなぁって人はぜひ最後まで見てください。

 

↓ここから本編

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11作目 『紺碧の棺』

評価 : B +

 アンとメアリーという女海賊とその宝をめぐる物語。

 世間的な評価は低いが、個人的にはそれほど嫌いじゃない。終わり方も綺麗で初見の時はそれなりに見ていて興奮した。コナンはラブコメだと思っている派の人間なので最後がマジで好き。最後だけならS評価にするレベル。

 たしかに犯人の迫力や動機はなんとも言えないし、終盤に行くまでの流れもそこまで良くはないが、前回レビューに載せた『銀翼の奇術師』などに比べたら100倍マシ。蘭がヘラってないのもGOOD。

 

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12作目 『戦慄の楽譜

評価 : C

 音楽ホールで起こった爆破事件をめぐる物語。

 コナン映画屈指の迷作。電話の受話器をサッカーボールのシュートで落として声だけで電話をかける例のシーンは一見の価値あり。 他にもそうはならんやろのオンパレードなので見ていて笑いは尽きない。

 純粋な面白さを求める人からすれば微妙な感じになると思う。

 

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13作目 『漆黒の追跡者』

評価 : B

 本格的な黒の組織関連の映画Part1。

 これも評価がとにかく難しい。好きな人はマジで好きだと思う。この辺りからコナン映画は推理物からアクション映画へと路線変更する。

 個人的な意見で、これは後述する『純黒の悪夢』にも言えることなのだが、「こんな奴を生かしておいたら本誌にも影響出るだろ」とメタ的に展開が予想できてしまう部分があるので黒の組織関連の話は面白くない傾向にある。

 

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14作目 『天空の難破船

評価 : B

 キッドと宝石とウイルスと飛行船が軸のストーリー。

 可もなく不可もなくを体現したような映画だと感じた。BGMがすこれない。面白いことは面白いのだが、それといった魅力もない。推理の部分が面白いのでそこそこ好印象ではある。そこそこ。

 

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15作目『沈黙の15分

評価 : B

 沈んだダムと15年前の事件から始まるストーリー。15という数字をテーマにしている。コナン映画の中でも類を見ないレベルのアクション映画。監督が変わっているのでその影響かもしれない。

 これもなかなかの迷作で終盤はずっとそうはならんやろと思うことになる。これを聞くと面白くなさそうに聞こえるが、Cランク以下の作品と比べると面白い。

 

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16作目『11人目のストライカー

評価 : G

 ゴミ映画シリーズ筆頭。サッカー要素を全面に押し出したJリーグとのコラボ映画。ゲスト声優としてJリーグ選手も参加している。なんかサッカー場が爆破される。

 ストーリーや設定にもツッコミどころは多いが、一番の問題はゲスト声優の下手さ。ゲストのサッカー選手に声優を上手くやれとは思わないが、1番の盛り上がりの場面で吹き出してしまうレベルの棒読みセリフ。もう何も入ってこない。ソシャゲのコラボストーリーくらいの温度ならギリセーフか?

 

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17作目『絶海の探偵』

評価 : G

 上で『11人目のストライカー』を酷評したが、それを遥かに超える駄作。今度はイージス艦とのコラボ映画。終始「あの国のスパイXが⁉︎」みたいなことを言ってるが、視聴者はなんのことだかさっぱりわからない。なんか蘭が海に落とされてコナンが「らーーーん」って叫ぶ。

 全く面白くなかった。唯一の良い点が博士のクイズ。あれは面白い。見る価値はない。

 

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18作目『異次元の狙撃手』

評価 : C

 映画単体として見たら面白くないが、スバル = 赤井を確定させた本誌的に強い意味を持つ作品。

 印象に残っているのがCMで『終わりだ、工藤新一』みたいなセリフがあったが、それが完全に予告詐欺だったこと。

 花火スナイプ (コナンが花火を打ち上げて赤井さんがスナイプして犯人を攻撃する) が開発された作品でもありアクション映画としてさらなる進化を遂げた。

 

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19作目『業火の向日葵』

評価 : C

ゴッホの『ひまわり』をキッドが狙っている?みたいな導入から始まる。結局キッドage。

見ながら普通に犯人がわかる (超くだらない理由なので興味がある方は調べてみてほしい) 。あと犯人の棒読みセリフが面白い。

終盤、絶体絶命になったコナンのセリフ「このままじゃゴッホのひまわりと心中だ」を言った際のテンションが謎に高いことがツボ。

 

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20作目『純黒の悪夢

評価 : G

 20作目。黒の組織関連の映画その3。10作目の『探偵たちの鎮魂歌』レベルの映画を期待していたのに……。

 公安が黒の組織にデータを盗まれたけど、盗んだ組織メンバーが記憶喪失になって……みたいな話。アクション映画ここに極まれりと言ったところか。

 ツッコミながらだとめちゃくちゃ面白く見れる。初手が謎のカーチェイスの末の石油タンク大爆発。そこから組織に大量のスパイがいることが判明し、色々あって赤井と安室が観覧車の上で謎の殴り合い。襲ってきた黒の組織のヘリコプターに花火スナイプし、最後は観覧車が蘭のいる水族館の方に転がっていき、「止まれ〜!」ってコナンが叫ぶ。

 『漆黒の追跡者』の時にも指摘したように、メタ読みで死ぬキャラが容易に予想できるのも面白くない。

 腐女子が高く評価してるだけのクソ映画。

 

最後に

 ここまで読んでいただきありがとうございます。

 次は残りの作品とルパンVSコナンをやります。好評ならおすすめのコナンテレビスペシャルも出せます。それくらいコナンは好きです。

 

 初めてレート20を達成したラッキー入りの記事よりコナン映画レビューやアニメの愚痴が伸びてて悲しいです。