ゾロアーク単体考察 - koehne

ケーネと申します。

ヨロイ解禁のタイミングからゾロアークを使っていて感じたことを書いていきます。

S8最終日はふざけたパーティで潜っていたのですが、本命で考察していたのはこちらです。

そもそも化ける前提のポケモンなので単体考察自体が相当に的外れだとは思うのですが、雑魚がなんか言ってるなぁくらいな感じで読んでもらえれば幸いです。

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種族値

60-105-60-120-60-105

数値としてはこんな感じ。エースバーンの下を取っている低耐久ポケモン。

環境に多いポケモンで体感的な不利対面は

上から倒されるドラパルトとエースバーン、相性的に厳しいトゲキッスとウーラオス、先制技で負けるゴリランダー、普通にやってれば受け切られるポリ2などなど。

とまぁ環境トップのほぼ全てと言っていいでしょう。

ちなみに化けることに注目すれば面白いですが、イリュージョンがバレるとゾロアーク自身は特性なしで裏の選出を相手に教える低耐久火力微妙ポケモンです。

そんな中で僕が可能性を感じた型を2つ紹介します。

①襷カウンター型

技候補: カウンター/不意打ち/ヘドロ爆弾/ナイトバーストor悪波/はたき落とす

エースバーンと対面した際に化ける対象

ジバコイル、ポリ2 など

ゴリランダーと対面した際に化ける対象

水ポケモン全般、ウーラオス、など

まず最初に思いついたのはこれだった。しかし、あまりにも安定しない。両刀、特殊といったエースバーンの型の多様化、ウーラオスの水流連打、化ける対象次第ではポリ2引きがゾロアークにも対応した安定択になる。はたき落とすを採用するとこれは解消されるが色々辛いことが多かった。

そもそも相手次第で行動が変わる対面だと安定しない上、交換された際にカウンターを押しているとゾロアークバレする。

例えばエースバーンと対面した際にドラパルトに化けていた場合、ほとんどはエースバーン側が交換するが、その先はポリ2なので受け切られる。その上たまに突っ込んでくるエースバーンもいるため積み技をする余裕もない。というように相手次第で全く安定しない。仮に悪巧みからダイマックスでポリ2を倒してたとしても、あれ？ダイマックスまでしたのにカウンターで倒したかったエースバーン君は無傷？という試合展開になる。

そもそも相手にカバルドンがいると選出しづらいなど色々と障害が目立ったので考察して行き着いたのが②。

②珠アタッカー型

臆病CSd

技候補: ナイトバーストor悪波/草結び/神通力/ヘドロ爆弾

化ける対象: ドヒドイデ、ドラパルト、エースバーン

少なくとも相手のエースバーンが突っ込み辛い相手であることが大前提。

誘い倒す相手: トゲキッス、ドヒドイデ、カバルドンなど

僕の中で一番しっくり来ていた型。受けループに組み込むことで舐めて積んできた相手を処理するムーブが強い。ダイアークでポリ2の受け出しも許さないという型。

具体的な例としては

・エースバーンに化けて誘ったカバルドンを草結びで処理する

・ラッキーやドヒドイデに対して悪巧みや身代わりから入ったトゲキッスにヘドロ爆弾、ダイアシッドで予想外の打撃を与える

・ドラパルトに化けてダイアークを撃つことで受け出されたポリ2を2ターンで処理する

といった具合。これが現時点で一番噛み合った型だと感じた。ダイアーク、ダイアシッドとも相性が良く低速パーティであれば油断した相手を半壊させることも可能。炎技はそもそも撃つ相手がいない、ダイアークで足りていることから不採用。悪巧みもしたところで抜き性能は皆無で倒せる範囲も変わらないので却下。そもそも悪巧みした時点でゾロアークバレするのは弱い。

この型の弱い点としては命の珠を使わないとそもそも火力が全く足りていない点、相手がゾロアークケアでよくわからない行動をしてくる点などが挙げられる。

特に忘れてはいけないのが仮に初手ダイマで上手く相手を一体処理できたとしてもこちらは裏のポケモンが相手に一体割れていて、ダイマックスを切っていて、かつダイナックルの餌が盤面に残っているという状況が出来上がるということである。ゾロアークがダイマックスをして相手のポリ2を倒したとしても試合が優勢とは限らない。僕自身、ゾロアークをエースバーンのダイナックルの起点にされてボコボコにされたことが何度もある。まだ完全にイリュージョンがバレてない初手のエースバーン対面は突っ込んでOK。ドヒドイデに打点を持っているダイサンダー持ちのエースバーンは遅く、速いエースバーンはダイサイコから入るためダイアークで倒せる。

この型を断念した一番の理由は化ける対象であるドラパルトやドヒドイデが環境に全く刺さっていなかったため。

ゾロアークの一番の強みは読まれないことであり、そこからさらに技範囲を広げて予想外の打撃を与えるという点に特化させたこの型の使用感はそこそこ良かった。

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